「これからロボットが普及する上で、重要なポイントはどのようなところでしょうか?」
昔、ロボットを専門に扱っているある方に、尋ねたことがあります。
「人工知能の発達」や、「プログラムの進化」などの答えを期待した私に、意外な答えが。
「究極に愛らしいインターフェイスです。」
(筆者補足:インターフェイスとは、「結びつけるもの」や「接触面」などの意味で、ここでは「人とロボットを心理的に繋ぐための表面的なデザイン」とご理解ください。)
またある時、私の身近にいらっしゃる方が、自分が介護されるならどんなロボットがいいか、というお話に迷わずこうお答えされました。
「とにかく、かわいいロボットね」。
今回の放送で取り上げるのは、ロボット用モーター。収録でお邪魔したスターエンジニアリングさんが手掛けたロボット用モーターは、
水戸市の県立健康プラザの管理者である大田仁史さんが提唱した、「シルバーリハビリ体操」を踊るロボット「たいぞうくん」に使用されています。
最近別のテレビなどでも紹介されていましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
このたいぞうくん、ご覧の通り非常に愛らしい表情をしているのですが、(写真では伝わりにくいかもしれませんが・・・)、
実際のシルバーリハビリ体操の指導者を「サポート」し、元気に体操を踊ってくれます。
収録中に担当の方から伺ったところでは、このたいぞうくんが皆の前で踊る時と、そうでない時では、
一緒に踊ってくれる方の数がかなり異なるとのことです。
たいぞうくんは、体操を踊る方を増やし、その方々を和ませ、笑顔にし、そして元気をもたらす存在なのです。
このお話を伺った時、そして実際に動作するところを間近で見た時、冒頭にお話しさせていただいたエピソードが、強い実感として感じられました。
インターフェイスのかわいさが、このように人の心を捉え、ひいては「ロボットの普及」にも重要な要因になるのでしょう。
大事なことは、このインターフェイスのかわいさが、何によってもたらされているのかということです。もちろん、「デザイン」というものは大切でしょう。
しかし、スムーズに動き、またプログラム通りに正確に、一生懸命動いている姿が、何よりも動作を含めたインターフェイスのかわいさをもたらすのだと、
たいぞうくんを見ていて感じました。これは、間違いなくモーターが重要な役割を果たしています。
スターエンジニアリングさんは、生ゴミ処理機と超小型ICタグで、これまで驚くほど優れた技術をご紹介していただきました。
そして今回も、このロボット用モーターという、現在も実用化されていますが、未来的な可能性を大きく秘めた製品をご紹介していただきます。
このたいぞうくんの、かわいらしく動く動作を支えているのは、1つ1つのモーターで、それらの技術が、未来のロボットたちの、
かわいらしいインターフェイスを支えるのでしょう。
番組では、担当の方へのインタビューを通して、このスターエンジニアリングさんのロボット用モーターの技術に迫ります!
たいぞうくんの“仕草”、そしてたいぞうくんを動かす優れたモーター。ぜひ番組を通してご覧ください!
2月19日更新です! お楽しみに。!
【放送期間】2月19日(日)〜3月17日(土)
【放送日時】 日曜日 午前9:30ほか

<担当>
広聴広報課 行政放送係 S
