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はじめに……
幼少より音楽が好きだった。作曲も独学で覚え、趣味で歌をつくっていた。昭和17年、召集を受ける。苦しい軍隊生活の中で、「昨日も今日も」を作曲。昭和20年10月、ソ連(現在のロシア)のシベリア地区抑留後、昭和23年8月に復員。帰国後、軍隊生活の中で作曲した「昨日も今日も」が「異国の丘」として歌われていた。あまりの意外さに、自分の作品だという実感さえなかった。以後、日本ビクター(株)の専属作曲家として活動、日本レコード大賞受賞曲「誰よりも君を愛す」、「いつでも夢を」など、生涯作曲数は約2400曲(歌謡曲1800曲、校歌など600曲)。ヒット曲が200曲を超える偉業も成し遂げました。吉田メロディーは、荒廃していた戦後、すさんだ人々の心を和ませ、生きる喜びや希望を与えました。また、戦争の体験は、メロディーに乗せて、現代の人々に平和の大切さ・尊さなど、多くのメッセージを残しました。歌が永遠の命を持ち、未来を照らす光となり、人々が心豊かに、平和に暮らす世の中になることが、先生の願いであったように思います。
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